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ぼくは地球と歌う 1巻、2巻

「ぼくの地球を守って」シリーズ第3章(3rd stage)がこの物語の正しいナンバリングみたいです。

上の画像の通り、2巻は限定版を購入したんですが、1巻にも限定版があることを知らず通常版を購入。
で、2巻の限定版についていたのは「ぼくの地球を守って」と「ボクを包む月の光」のカラー画集。

実は私、2冊の画集を所持していまして。

第1章に関しては、こちらに掲載されているものの一部が縮小されて載っています。
というわけで、第2章の「ボクを包む月の光」のカラー画を堪能したいのであれば限定版購入で良いんでしょうが、現状の絵が受け入れられない私にとっては不必要でした
やっぱり全然違うんですよね……。

1巻の限定版には「プロが描く「ぼく地球」アンソロジー(全40P)」がついてくるそうです。
でも40Pってかなり薄いですよね。



さて、本編内容ですが。
作者、以前のように描けないわけじゃないと思うんですよ。
だって新章の1巻、序盤に登場する新キャラ。とても美しく描かれているんです。
同じタッチで他のキャラを描けないわけじゃないだろうに、敢えて現在の絵、なわけですよね。

この新章は第2章のように数話で完結する方式ではない模様。
この方が好きなので私は嬉しいんですが。

第2章最後から4年後の物語になっています。
つまり蓮や日路子たちは6年生です。
私が慣れたのか、それとも作者が以前の絵の感を思い出してきたのか、第2章よりもは絵を受け入れやすいような気がしています。が、1巻冒頭に登場するネコが前から登場しているのか私にはわかりません。
キャーとは違うと思うし、小林家で飼われているヒャーとも違うと思う。
他に登場した猫系としてはシ=オンが月基地へ行く前に見つけたキャーJr.しか思い浮かばない。
でもあれはキャーに同じく猫型だけど猫じゃないので他の猫ということになるのかな。

……然し……木蓮が全然美しくない。紫苑はそれっぽく描けても無理なんだろうか……。

一成と桜の子供は女の子で杏(あんず)ちゃん。蓮の妹の地球子(ちまこ)とは同い年、でいいのかな?
月基地メンバーで結婚しているのはこの2組だけで他の男子3人は37歳(9年遅れて誕生した輪は28歳)。
三人が結婚出来ない理由は、地球人の持つ音と彼らが持つ音が異なるためにしっくりこないのだと蓮が言う。
地球人は1音しか持たないけれど、彼らは2音。そして蓮は3音持つらしい。
そのせいで、最近、地球人である日路子とうまく行かず、また、日路子が見ているのは自分ではなく、共通の友人であるカプつんである事に蓮自身、気付いている。
でも、ここであれ……?と思ったのが、輪の同級生で輪にふられた女の子は、ココというヒトの転生体と第1章で言われていた。
その子もそれじゃ独身なのだろうか?
地球人と合わないのならば、彼女だって同様な筈。

でもここで「ん?」と思ったのが、その少女が本当に彼らと同じ星の生命体であったならば、彼らより先に地球に誕生していなければおかしくはないのか。
そもそも、前にも書いたけれど、どうして揃いも揃って地球人に生まれ変わっているのか。ここも疑問。

そして……
やっぱり蓮が好きになれない
この子、考えているようで何も考えていないと言うか、考えているんだけど抜けているというか、頭が余りよくなさそうな気がする。直感と思い込みだけで動いている。
それが7~8歳で許されても、12歳になってもだとちょっと先が思いやられる。
その割に、表面だけ見て父親を莫迦にしすぎている感がある。
紫苑は頼りになるオトナだけれど輪は頼りないと思っているのか。
反抗期なのかなと最初は考えたけれど、第二章からイケメン(=紫苑)好きで輪を莫迦にしがちだった。
この辺りも蓮を好きになれない原因かもしれない。
そして日路子を好きだと言っていたのに、彼女の気持ちがカプつんに向いている事もあるせいか、謎の少女に夢中?
落ち込んでいた癖に即座に切り替える辺りあり得ないというか、それだけの気持しかなかったんだろうと思うとむかついても来る。
日路子の気持がわかっても、どうにも蓮の思考が理解しがたい。
その中に宿っているロジオンも同様。
どうして彼を敢えて再び登場させたのだろう。彼は必要な存在なのだろうか。
そもそも、なぜ、彼は地球に存在するのか。これは後付けとしか思えない(そもそも続きを描くつもりなど当時の作者にはなかったのだから全て後付けである事は間違いないのだけれど)。
以前の設定との矛盾点が多く出て来ていることに自身が描いたものでも年数経過で忘れてしまっているのか(作者の年齢的なものもあるのかもしれない。私より年上であることは絶対だし)。

じゃなくて、第3章ですが、2巻までで判明した事などを纏めておきます。

ピラミッドを持ち出して捨てたのは日路子(父の未来路がEPIAをやめられなくなったから必要ないと考えむしゃくしゃして投げ捨てた) → 命令により日路子をマークしていた美音(未来路同僚)がそれをEPIAに持ち帰る → EPIAのマザーダウン(レイモンド降格) → ソル行方不明(ヘンルーカ影武者として存在) → 謎の少女ヘンルーカ(ピラミッドから月基地メンバーの存在を知る?) → 輪の姿で現れるが輪にピラミッドを奪い返されシ=オン度が増した輪に倒され(冒頭から出て来ている謎の猫の介入によると思われる)気絶 → 小林家へ輪たち共々テレポート → 蓮と日路子の気持を地球子に代わって猫化したヘンルーカが代弁 → ヘンルーカを78日間ここ(小林家)に置くことを承諾させる(輪は拒否したが亜梨子が了解した)

この中の重要点としては、ロジオンが言うには地球子はアスワドという人の転生なのだと言う。
またしても転生ですよ!
死亡後直ぐに転生した基地メンバーと、母星にいた人々とでは経過時間が異なるのか。
それにしてもどうして本当に地球にこんなにも転生してきてしまうのか。
これらの理由も全て、第3章で判明してくれないと、論理づけているような語り調子の物語だったのに、全てが単なるなんちゃってなご都合主義漫画に成り下がってしまう。
そんな事がわからない作者ではないと信じたい。

ピラミッドは取り戻せたので解決とみて良いのかな。
既に彼らのデータを読み取っているヘンルーカにも必要なものではなくなっているだろうし。
ただ彼女(でいいのかな?)、自分ももともと地球の生命体ではない(と思う)と言っている。
これを語った時の輪の言葉から、EPIAで誕生した存在だから地球人とは異なると考えているだけなのかもしれない。
でも、自分の母はあんな組織ではないとも告げている。
で? 木蓮の母の名でも告げるのだろうか(父が出て来たんだから母が出て来てもおかしくないですよね)。
その直ぐ後に続く絵や叫びから、ヘンルーカの中にはいくつもの人格が存在するのか、誰かに乗っ取られているのか(その中に冒頭の猫も含まれていそうだけれど)、彼女の能力が読み取ったモノを全て吸収できてしまうんだとしたら本来の彼女自身が本人にも既にわからなくなってしまっている、ような気もする。

2巻までの情報ではこんな感じです。

3巻は秋頃ということなので、それまでは1、2巻までをじっくり読み直し、おさらいしておきます。

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