
ジャンル | ネオロマンス(シミュレーション)ゲーム |
メーカー | コーエーテクモゲームス |
発売日 | 2014年9月25日 |
機種 | Playstation®Portable |
声 | 冥加玲士(日野聡)、天宮静(宮野真守)、七海宗介(増田ゆき)、氷渡貴史(三浦祥朗)、 如月響也(福山潤)、ソラ(KENN)、トーノ(前野智昭)、ニア(佐藤朱)/他 |
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【良かったところ】
・改めて殆どの主人公が演奏するアンサンブルが録り直されている(概ねがピアノトリオではなくなっている)
・天音学園は横浜だけでは終わらない
・「3」本編+「AnoterSky feat」シリーズ3作プレイで遊べる「函館天音学園」編でこの作品の世界構成が見えてくる
・函館編がオマケではなくきちんと一作品として成立している
・シリーズ他作品にあったようなバグが見当たらなかった(ニア情報が引き継がれない、など)
・どのシリーズも「ノーマルエンド」こそが大団円なところ
【残念なところ】
・アレクセイがかなでと響也を横浜天音学園に招いた理由が不明(単にレイジを困らせたかっただけ?)
・函館天音学園編の平衡世界(feat.だけではなく「3」本編も含め全て平衡世界(函館天音学園編のENDが「函館天音メンバー」の元へ戻らない場合、星奏学院、神南高校、至誠館高校、横浜天音学園何れかを選択可能なことから)の物語)へ引き込んだのは自分だと考えているトーノが、責任もって、かなでが望む世界へ彼女を送り届けているけれど、実際、そこに迷い込んだ事情は不明確。アレクセイが関与している気も……(よくわからない。その辺もはっきりしてほしかった)
・表現の引き継ぎなし(全員「恋の音」もしくは「絆の音」2は必要)
【総合感想】
待ちに待っていた「天音学園編」。最後のAnoterSky feat.シリーズという事もあり正に集大成でした。
遊んでみて、「3」本編とか言っていますが(「3」物語が基盤での付随になるため間違ってはいないけれど)feat.シリーズの方が内容は充実していました。ちょっと星奏学院は割を食ってしまった気がしなくもないですが、最後の天音は充実感がありました。
抱えるナゾがもっとも大きかった冥加、天宮、そして「函館天音」に於いてはニアの素性もはっきりします。
冥加や天宮好きならば、是非遊んで貰いたい作品。
ニアが気になった人は、旧コルダシリーズの冬海や天羽とはまた異なる友情EDを見られるので、是非、他3本をプレイしてニアを攻略してほしいです。音楽関係は上の評価通り、横浜も函館も殆どが新たに録っているものです。
と言っても、バックミュージックではなく演奏曲についてですが。
これまで天音はトリオだったけれど、横浜、函館ともにカルテットになっています(一部トリオもあり)。アレクセイが何を目指して天音学園を設立したのか(特に函館校に関して)も判るようにはなったものの、もともとの設定ではなく後付けである事が明確でこじつけとも思える部分がある事は少し残念。
「3」シリーズは目に見えるカタチでファータは最後まで登場しないと考えていましたが、やっぱり「コルダ」シリーズは最後までファータが関わる物語でした。