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ベルセリアとゼスティリア

「ゼスティリア」は疾うに攻略本が発売されています(「ベルセリア」は未だですが)。
もちろん購入予定で既に予約済です。

テイルズ オブ ベルセリア パーフェクトガイド
週刊ファミ通編集部
KADOKAWA (2016-11-18)
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「ベルセリア」の2周目をプレイするにあたり、「ゼスティリア」には本当に同じダンジョンやフィールドが存在していないか確認を兼ねて、「ゼスティリア」の攻略本を用意しました。


「エクシリア2」のように僅かな時間ではなく1000年はどは離れている未来の地形とそっくり同じではないんでしょうが……と捲ってみたところ、2周目開始前に先ず気付いたのが、ゼスティリアのプリズナーバック湿原ノーグ湿原の地図とかなり似ている。1周目のセーブデータから丁度ロード出来るところがあったので見比べてみると略同じでした。

以下は攻略サイトさんからお借りしました(マップにリンク通しています)

ノーグ湿原(ベルセリア) プリズナーバック湿原(ゼスティリア)

ベルセリアに存在したレニードはなくなっているけれど、レニードを出た直ぐ北側に、ゼスティリアではアルトゥス遺跡がある。
湿原を北に抜けるとブルナーク台地。ゼスティリアでは……ザフゴット原野があたる。
ブルナーク台地とザフゴット原野は大分異なるけれど、つまりはロウライネがローグリンという事になりそうです。
湿原を東側に抜けるワァーグ樹林は、場所的にゼスティリアではリヒトワーグ灰枯林なのだろうけれど、ここは異なっている。

ローグレスがペンドラゴなのは歴史から考えても間違いありません(教会もよく似ていましたし)。
となると、アルディナ草原が凱旋草海になるのかな。地形はことなるけれど位置的に、ストーンベリィがラストンベルになっている様子。

「ゼスティリア」の最終戦は暗いくて長いダンジョン(崩壊した村や神殿跡)を抜けた先だったような記憶しかなかったんですが、最終戦の場所はアルトリウスの玉座でだったんですね。
攻略本を見直すまで気付きませんでした。

ただ……
やはり、歴史的な矛盾点もあります。
それについては一応(これまでもかなりネタバレ的なことを普通に書いてしまった気もしますが)折りたたんでおきます。

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「ゼスティリア」の設定資料集にしるされた歴史によると……
・グリンウッド解放(1300年前)アスガード王家クローディン王大陸統一(王は導師でもある)
・アスガード時代初期(1100年前)王死後王家分裂(クローディンは200年程生きたことになる?)
・アスガード時代統一期(1000年前)地殻変動が起こり災禍の顕主と導師が闘う

何が言いたいのかというと、公式サイトの「ベルセリア」説明に、
ウェイストランドと呼ばれる世界──その中央に広がる大地がある。遙か先の未来にてグリンウッドと呼ばれる大陸である。
となっているんですが、ゼスティリアの公式設定資料で1300年前に既に「グリンウッド解放」と記されている。
ならばこの「ゼスティリア」で語られる歴史は虚実、もしくは、やはり平行世界の物語なのかと思ってしまう。
1000年前の「災禍の顕主と導師が闘う」がベルセリアの物語だと思ったんですが、そもそもクローディンはベルセリアで語られる限り、王様ではなさそうです。聖寮のトップであったことは確かで、メルキオルが何百年も生きているという設定であるしクローディンを「我が友」と呼んでいる。ただゼスティリアで明かされている歴史が事実である場合、クローディンを師と呼ぶアルトリウスもまた、メルキオル同様、長い年月を生きていた事になる。実際、セリカの前に現れたアルトリウスは疲れ切っていて生きる気力をなくしているし。
そして、マギルゥの年齢もわからない。
メルキオルのもとから逃げ出したのは10年前でそれ迄は特等対魔士として存在していた(その名はエレノアが知っているし間違いない)。
メルキオルはアルトリウスの影(=メルキオルの後釜)としてマギルゥを養女にして育てた。
見た目はベルベットやエレノアと大差ないように思えるけれど、特等であるマギルゥの顔を知るのはメルキオルだけのように思える(同じ特等のシグレは知っている素振りをまるっきり見せていない。アルトリウスは不明)。
10年前にはテレサとオスカーは居なかったとしても、誰一人として知らないと言うのはおかしい。
10年前とは容貌が異なっているとしても、ならばマギルゥは一体何年メルキオルと共に居たのか。
小さな子供が嫌気がさして逃げ出したとは思えないし、メルキオルが何百年も生きている事や何を好きなのかまで知っているのだから、マギルゥ自身も本来の人間より長く生きているように思う。だからこそ「魔女」を名乗っているような気がする。
アウトリウスが導師となり長い時を生きるからこそ、マギルゥを弟子にしたのなら、マギルゥも長い時を生きさせるつもりだった筈。
メルキオルが殺すのではなくマギルゥの心を砕こうとしたのは、そうして自分の人形のように動かすつもりだったからなのかも。
力だけは申し分ない言っていたし。

更に「?」と思ったのが、

・マオテラスの時代(600~200年前)マオテラス信仰始まる。スルガ公国、ハイランド王国成立。

ベルセリア後(1000年前として)から400年も経過してから信仰が始まるというのはあの状況から考えにくすぎる。
世界が救われたと誰もが気づける状況であり、アルトリウス様が? に対し、「マオテラス様の御陰です」と伝えたとしたらそれが出来るのはエレノアかマギルゥでなければならない。
聖隷を見ることは殆どの人間ができなくなっている。業魔も同様。
となると、マオテラスの事を伝えられるのは、その存在を知っている(マオテラスの名前を知っているのはエレノアとマギルゥだけ)者だけな筈。
聖隷のアイゼン、業魔のロクロウは既に普通の人間には見えなくなっているのだから。
エレノアは「導師アルトリウスが世界を救ってくれた」と皆が信じていれば、敢えてそれを否定はしないかも知れないけれど、「聖主マオテラス」の事は語ったのではないか。
400年以上経過して信仰が始まったとしたら、また世界が荒廃しはじめた時に、生存していたマギルゥがマオテラスに祈るように告げたのか(でもそういう性格ではない気もする)、或いは、彼女が綴った書物が見つかった事により、突如信仰が始まったのか。

世界が類似していることは間違いないのだけれど、1000年前に聖隷と呼ばれた存在が天族と名を変える原因もわからない。
少なくともこれに関しては、制作者側は明らかな理由があって変えている。

「ベルセリア」の公式サイトが出来たのは2015年6月6日。「ゼスティリア」が発売されたのは同じ年の1月22日。
公式サイトが出来た時は既にある程度の内容が決まってからのはずなので、過去の物語を制作する予定が「ゼスティリア」が発売された時には決定していたのかもしれません。

んー……でも、やっぱり、何か、色々と納得出来ない。
「ベルセリア」が面白かったからこそ、「ゼスティリア」でのアイゼンの扱いが本当に残念すぎる。
私は「ゼスティリア」も嫌いではなかったので、別々の作品であるのなら構わないのだけれど、「同じである」ことをこんなにもにおわせているのに辻褄が合わない事が多いと………。

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