
12月に#11までが収録された Blu-ray BOX が発売されます。
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つまり、あと1話で終了、なのか、それとも、#12 以降も存在するのか。
#10 の最後にある予告では#11「戦争」としか言われていないし、最終回的なアナウンスはありません。
#10 までのストーリー展開はゲームよりもアニメの方が良いです。
感想は折りたたみますのでネタバレOKでしたら開いてください。
#10 終了時点で、ゲームの「ゼスティリア」とは大きく流れが異なっています。
ゲームは戦闘を繰り返しキャラクターのレベル上げ作業(イベントで遺跡に入るなどをして)が必須なので、それ用のイベントを入れなければならない。そういうものの必要性がないアニメはストーリーを見せなければなりません。
もちろん大前提の「スレイが導師になる」ことは同じですが。
導師がどんな存在なのかが#10まで見てようやく判りました。
エドナが「導師は孤独よ」と言いましたが確かにそうなっちゃうんだろうな……と。
人の穢れは導師と天族にしか見えない=穢れている人間を浄化しても、まわりの人間には「自分たちと変わらない人間」にしか見えないのだから、導師が勝手に暴れて人間を殺傷しているようにしか見えない。
憑魔と戦っていても、ドン・キホーテの風車と戦っているようにしか周囲には見えない。
それは見えるものでしか判断できない普通の人間からは退かれます。導師の名を語った変人、とか思われちゃうかもしれません。
而も、穢れを浄化する → 負っていた汚れを導師が引き受ける、という事だそうです。
ならば導師が引き受けた穢れはどうなるの?
多くの人間を浄化して救っても、導師は?
それにしてもこういう設定があるのなら、ゲームで語ってくれないと。
これはとても大切な事ですよね。
いずれにしても、大まかな流れはここまで同じだったんですが、#10 で明らかな違いが出て来ました。
・アリーシャが戦場に向かう
・マルトランがそのアリーシャを守ろうとしている(スタイルだけなのかもだけど)
・ロゼたちの正体がアリーシャにバレる(バレるというか直感で判った、という風)
・アリーシャがロゼたちに同行を命令(命令だよね?一応。姫である自分を暗殺しようとしたのだから)
・アリーシャの信念と覚悟をロゼが認める
アリーシャは戦場には行かなかったし、ゲーム内でアリーシャはロゼが自分を暗殺しようとしていた相手とは知らずに終わります。
そもそも、アリーシャとはここでお別れです。彼女はマーリンドに残り、戦争が始まる中、スレイたちは他国へ行こうとする。けれど、マーリンドで知り合いになった傭兵たちが最前線へかり出され、更に、アリーシャが拘束され、スレイに戦場へ行くよう命令が下ったためやむを得ず、というのがスレイが行く理由でした。
が、アニメでは自らの意志で、戦場へ向かう。
そして、アリーシャもロゼたち(ロゼたちは物資供給係という名目で)と共に戦場へ向かいます。
この先どうなるんだろ。
私の希望としては、この流れが正史、「ゼスティリア2」か「ベルセリア2」として、「真ゼスティリア」を出してほしいです。
アイゼンも救済してあげてほしい(エドナのもとを離れて以来、一度もきちんと会えず殺されるとか哀れすぎます)。