
ジャンル | 旧約錬金術ロールプレイングゲーム |
メーカー | ガスト |
発売日 | 2014年07月17日 |
機種 | Playstation®3 |
声 | シャリステラ(小岩井ことり)、シャルロッテ・エルミナス(上坂すみれ)、 コルテス(松岡禎丞)、ナディ・エルミナス(久川綾)、 テオクーガ(青森伸)、ウィルベル・フォル=エルスリート(瀬戸麻沙美)、 ユリエ・クロッツェ(伊藤かな恵)、ミルカ・クロッツェ(日高里菜)、 ソール・グラマン(松原大典)、ホムラ(照井春佳)、 エスカ・メーリエ(村川梨衣)、カトラ・ラーチカ(うのちひろ)、 ラウル・ピレイト(鶴岡聡)、キースグリフ・ヘーゼルダイン(中田譲治)、 リンカ(小清水亜美)、アルバート・ペリアン(島崎信長)、 ハリー・オルソン(真殿光昭)、レイファー・ラックベリー(増谷康紀)、 オディーリア(佐土原かおり)、ジェラール・ペリアン(大場真人)、 ローゼミア(原由実)/他 |
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【良かったところ】
・公式で見た感じよりも主役二人が可愛かった(特にロッテ)
・リンカの生い立ちが明らかになった
・「黄昏」シリーズ通しての黄昏世界観
【残念なところ】
・初回プレイ時、バグや誤動作があり暫くプレイ中断せざるを得なかった
・世界の行く末が不明瞭(3作通して)
・黄昏世界の根本的な原因が明かされていない
・プレイ終了後の達成感があまりなかった
【総合感想】
悪くはなかったしプレイしている間は楽しくもありました。
私がコンプリートした「アトリエ」シリーズは「黄昏」シリーズの3作品だけなんですが、アーシャ>エスカ&ロジー>シャリー とプレイし終えた時の達成感が低くなっています。
錬金術士としての能力も恐らく アーシャ>エスカ&ロジー>シャリー なんだろうけれど(キースグリフがアーシャの事だけは「弟子」と呼んでいる=認めているし、アーシャ&ニオと現在は黄昏世界をナゾ解明のために巡っている様子であるし)、なんだろう……、マンネリに感じて来てしまっているのかな……。
今回で、ひとまず「水」に関しての危機は回避出来た……という事で良いのかな。
植物関係(大地)についてもアーシャとエスカ&ロジーのところで回避……出来ている?黄昏の原因が身勝手なニンゲンたちにあって、精霊だとか妖精だとかニンゲンにツクラレタモノの暴走と言うだけではなく、世界自体が枯渇しているのならファンタジー仕様でもどうにもならない。いつかは失われるだろう世界の中で賢明に生きる物語だったのかなぁ。
「エスカ&ロジー」に続き、今回も二人のシャリーから主人公を選ぶ方式でしたが、
どっちを選んでも第5章からは略一緒
第4章までは共に行動していないため、片方プレイ後、もう片方をプレイすると「この時、こっちではこんな事してたのね」と裏側がわかって好印象。初期パーティメンバーが被っていないところも良かったです。
が、第5章からは同じことの繰り返しです。
もちろん、メインは別の主人公になるので多少の違いはあるし、2周までは頑張れるっ。
でもね、3周目は気力がなくなる
いやだって、3周目はトゥルーエンドを見るためにしなければならないだけですから。
両方で遊んだらトゥルーも見られるようにしてほしかった
つまり2周目で見られるようにしてほしかった(条件つきであるのは構わないけれど)。
二人用意されていれば何かしらの違いを求めてそれぞれで1回は遊びます。
3周目でしか出ないイベントなどが用意されていれば別ですけれどもね。前シリーズ2作からの変化部分として、今回キャラ別エンドが用意されてはいません。
ロッテで2種、ステラで2種、そして大団円だけです。
期限がなくなり、ライフタスクを見ながら課題的なものをこなす方法になっています。
エンドが少ないのは別に構わないけれど、時間制限がなくなったのは良いような悪いような……。
同じ探索地へ何度入り直してもOKになったのは嬉しいけれど(欲しいモノを欲しいだけ時間を気にせず入手可能)、ライフタスクが実に使いづらい。
真ん中(メイン)ではなく、他の4種から片付けようと考えても、真ん中もクリア扱いになってしまい、その後、先に章を進めずに行った錬金も戦闘も、タスク内容には加算されません。
メインタスクをクリアしてしまうと、サブ4種を確認する事ができなくなってしまいます。
それでもクリアすれば加算されると考えて、新章へ進まず必死に装備やアイテム作成したんですが、また作らなければならずガックリしました(はじめの頃)。
組合で受ける依頼についてはクリア可能ですが(当然ながらこちらも時間制限なし)。
クリアしていないサブ扱いの4種のライフタスクは最後まで残っているので、メインをこなす事を心がけてじゃんじゃん進めて、最後に片付けても問題ない……と思います(そのつもりがなくてもこなしている事もあるので絶対ではないですが)。
んー……。時間縛りがなくなった事が、張り合いがなくなった(緊張がなくなった)=達成感を余り感じないのかもしれません。
限られた時間内にこなして行くのも楽しみだったのかも。
戦闘面は「黄昏」シリーズ内でイチバン普通のRPG的だったように感じました。動作も速くなっているし。
ただ……このゲームは戦闘じゃなくて錬金メインですよね?
今回、全ての書物の錬金を一通り作成する必要もなくなっています。
MP回復の必要もない。手持ち材料でもっとも経験値が入るものを作成していればレベルアップもすぐに可能。
戦闘だって、強いアイテム作成して全使いでクリアした後、出直せばまた戦える。
達成感がないのも当然なのかも(而も私は二周はイチバン簡単なモードでしているし)。色々書いてしまいましたが、楽しくなかったわけではありません。
次が「黄昏」4作目なのか、新シリーズかは判りませんが、来年また遊ぶ予定です(の前にエスカ&ロジーのVITA版かな)。