
教令院の学院祭イベントも美味しいんですが(報酬が)、それより何よりイベントに絡むストーリーが良い。
トーナメントの方で明らかになったのはカーヴェがお人好しすぎるということ。
とにかく優しすぎる。自分の目的よりも困っている相手をそのまま放置できない性分で、誰も彼もが損を見るタイプである事に気付き、心配しだす始末。
アルハイゼンは疾うに判っていて色々言っているわけだけど、あの物言いではカーヴェの気持ちを逆撫でるだけ。
でも今回、ファルザン、レイラ(寝ているバージョン)、主人公とパイモンにまで言われて改めて考えてみたところ「性分だから」と本人が言っている=格好つけてやっているわけではなく素でしかない。
SSは沢山撮ったので一部ご紹介いたします。
【レイラを気遣うカーヴェ(もちろん素)】
こういうこと言われると「良い人♥」になってしまいますよね。
【例え動物でも放置できないカーヴェ(素)】
困っている相手がナニモノであれ手を差し伸べてしまうんだろうと思う。
同じ場面で不思議なカバンについても語られます。
不運続きになってしまったのがいつからだったのか自身で分析しだすけれど、プレイヤーはカバンになっているコア部分を入手してからが正しい気がする。もともと度が過ぎるお人好しだった事に、コア入手で更に損をみるようになっているんじゃないのかな。
一方。はじめからセノに心配されていたティナリは水分不足で(ティナリを先頭にして砂漠を彷徨っている時の台詞の回収がされた気がします)リタイアする事になるのだけど……
今回、一枚絵が挟まれているんですよね。こういうの嬉しい。
笠っちは水分不足のティナリに自分の水を渡してくれます。嫌味な台詞は言うけれど(博士のせいなだけ)。
そしてセノも心配してやって来て、棄権するティナリをセノも主人公たちとアアル村へ送ることになる。
20年前は現状とは異なる状況に陥ったんだと思うけれど、勝負よりも先ず、互いを思いやって助け合っているメンバー全員が良い感じです。
ティナリとセノはレイラに助言し、そしてセノはティナリの分も俺がやるっ。な意気込みで最初に到着した上での台詞が一番上のSSです。一枚絵とどちらを表だししようか考えたんですが、得意げセノにしました。
しかもこれ、自分の考えた台詞ではないというオチつき。
ニィロウはニコニコしていますが、アルハイゼンに感想を聞いたところ──
ティナリを気遣うセノは
自分のダジャレが寒いことをわかっていた(笑)
3つ埋めた機械の2つ目はレイラ(寝ているバージョン)が見つけて持ち帰り、未だ結果を出せていないファルザンとカーヴェは同じ対象物を探し当てる。
今回もファルザンとくじ引きで勝者を決めることになったけれど、「運がないのになぜくじを選ぶ」とアルハイゼンには指摘されることに。が、今回はカーヴェが勝利する。……一生分の運を使っちゃったわけじゃない……よね?
20年前の曰くから不穏な動きも……
サーチェンは恐らく最初に主人公だけが目撃した霊体じゃないかと思うのだけど。
アルハイゼンが彼の事を調べていたと教えられ、自宅に行くとカーヴェしか居らず。
その時に、パイモンがレイラの言葉を伝え、「危なっかしいぞ」と訴えるものの、性分だと言う。俺の事はともかく──とmサーチェンの話をする。
この後、カーヴェは夢を膨らませるけれど(既に引っ越しの準備もはじめている)居候生活は間違いなく続く事になりそうですよね。
続きが楽しみです。