今回のスメールでの学院祭イベント。カーヴェをプレイヤーに知ってもらう為のイベントだった様な気がします。
既にカーヴェが善人であることは判っていたんですが、ここまでお人好しで優しい性格だったとは思いませんでした。
彼の心の奥底にある罪悪感は子供の頃の父への自分の発言が発端だろう事を、今回の件で認識し、最後にその事を、主人公とパイモンに話してくれます。
その事がなくても「父さんは優しいから」と言っているから、そんな父に育てられたことにもあるんだろうな、と思いました。
お母さんは再婚してフォンティーヌらしいです。
一番上のSS通り、ファルザンゲットしてようやく１凸になりました。
レイラが無凸なのでもうちょっと引く事も考えたんですが、ニィロウは無凸で困っていないし、ナヒーダは２凸したのでやめておきました。星４なので、ひょっこり入手できる可能性がありますし。
恐ろしい数のSSを撮ってしまっていますがダイジェストでご紹介します。
最終戦で冠の奪い合いの結果、勝利したのはカーヴェでした。
主人公が最初に目撃したのは冠に宿った既に他界しているサーチェンの意識の一部。
後々わかる事だけれど、２０年前、砂漠へ向かったカーヴェの父はサーチェンと会っている。
サーチェンはカーヴェのような学者が冠を手に入れる時を待っていた模様。
これよりも前のイベントストーリー途中で、アランナラっぽいものの存在が語られるけれど後に一切語られていないことっが気になります。アランナラは冠に何かしたような気がするのだけど。
それと届けられなかったサーチェンから息子への手紙。
内容がまったくわからない上に、それを大切に所有していた者は既に亡くなっている。
サーチェンは自分の子供の事をまったく顧みなかったわけではなさそうなんですけれども。
サーチェン側の物語としては非常に中途半端な割に、まるでカーヴェの伝説任務のようにカーヴェは深掘りされているんですよね。それはそれで良いけれど、こっちもちゃんと片付けてほしかった。
息子が哀れすぎます。屹度もともとは現状のような性格ではなかったんだろうに。それも人間の性だとかサーチェンは言うのだろうか。戻れない事への謝罪とか幾ばくかの財産を彼に残してさえいれば違った思うのだけれど。サーチェン自身が負の感情を息子に負わせている。それについては「知恵の神」である筈のナヒーダが無視しているのもどうかと思う。
カーヴェはサーチェンの財産など要らないと叫び、冠を壊す。
サーチェンの意志が消える間際、一瞬笑みを受けべたように見えたけど、気のせいかな。
そういう結果も望んでいたような気もする。
サーチェンについて調べていたアルハイゼンは、カーヴァが冠を手に入れればこうなる可能性を予測していたような気がします。しかも珍しくカーヴェを褒めている？
しかし流石はお祭り。重い雰囲気だけは終わりません。
カーヴェは優勝者として表彰されるけれど、財産は全て寄付してしまったため、手元に残ったのは限定カードのみ。
カーヴェ……。一体毎月の借金返済額がどのくらいあるのか。
ドリー。可哀相すぎるとは思わないの？ あなたの豪邸を設計施工してくれた相手に恐ろしい借金を背負わせるとは！！
絶対に知り合いになりたくない相手ナンバーワンなドリー。
１００万以上なのかな。自分の収入＋セノから受け取る１００万でなんとか暮らせるなんて……。非道すぎる。
しかもそれを払わなければならないと考えるカーヴェがやっぱりお人好しすぎる。ドリーに何か騙されているだけな気がする。アルハイゼンは疾うに気付いているんじゃないかとも思える。それでも「払いたいのならば払えばいい」的なんだろうなぁ。
ティナリはカーヴェが莫大な借金を背負っていることを知っている気がする。カーヴェの切実な借金生活のつらさ語りにセノも気付いているだろうし。
この後「友達とこういう場をたまに持ちたい」発言をカーヴェはするので、ここに集った全員を「友達」と考えている事がわかる＝自分の事実を知られて構わない相手、なのかな。アルハイゼンのところで居候をしているのは主人公とパイモンしか知らないかもだけれど。
アルハイゼンも呼ぶつもりだったのに何処かへ行ったとカーヴェが言うけれど、セノが「アルハイゼンならそこにいる」と言い出す。「え？ どこに」と皆が思う中──
しばし全員が凍り付く。
翌日（でいいのかな）。
主人公とパイモンがアアル村へ行くと、アルハイゼンがサーチェスの残した論文を読んでいる。
それを主人公たちに託すと戻ってしまうが、食事の事を話すとこんな事を言う。
いつもそうしてくれているという事ですよね。なんとか言いながらカーヴェは面倒見も良すぎる。そしてそれを判断しているアルハイゼン。
もしも何もお持ち帰りしていなかったら「俺の分はどうした？」とか言うかも知れない（笑）
入れ替わりで現れるナヒーダと笠っち。
パイモンだけではなく、他の者にも「渾名だろ」「本名である筈がない」と言われた結果なのか、「笠っち」が正しい名前ではないと流石に感じているらしく、もうその名で呼ぶのはやめてほしいと言う事だったんだろうけれど。ナヒーダ…。
本心そう思っているんだろうと感じたのか、この笑顔に逆らえなかったのか「笠っち」を受け入れるしかないと諦めた模様。アナタ本当はそういう子なんだよね放浪者。
まるでお母さんなナヒーダ。
でもそこで逆らわない笠っちくんです。
