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英雄伝説 零、碧の軌跡

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ジャンルストーリーRPG 零:CERO B / 碧:CERO C
メーカー日本ファルコム
発売日零:2012.10.18(VITA版) / 2010.09.30(PSP版)
碧:2014.06.12(VITA版) / 2011.09.29(PSP版)
機種Playstation®Portable , Playstation®Vita
PSVITA版はフルボイス / PSP版は一部ボイス
ロイド・バニングス(柿原徹也)、エリィ・マクダエル(遠藤綾)、
ティオ・プラトー(水橋かおり)、ランディ・オルランド(三木眞一郎)、
エステル・ブライト(神田朱美)、ヨシュア・ブライト(斎賀みつき)、
ワジ・ヘミスフィア(皆川純子)、ノエル・シーカー(浅野真澄)、
リーシャ・マオ(佐藤利奈)、アレックス・ダドリー(中井和哉)、
アリオス・マクレイン(森川智之)、キーア(釘宮理恵)、
シグムント・オルランド(稲田徹)、シャーリィ・オルランド(竹達彩奈)、
カンパネルラ(伊藤かな恵)、アリアンロード(久川綾)/他

ストーリー
グラフィックス
音楽
システム&動作
総合満足度
★3
★4
★3
★3
★6

【良かったところ】

「空」シリーズと比べ格段にグラフィックがよくなり、システム面も快適に。

【残念なところ】

ロイドたちに出来ることが余りにも少ない。クロスベル自治州に与えられている権限自体が少なく、凶悪犯を捕まえても成敗できない。小悪党も大物も叩きつぶしても最終的には逃げられる。
ロイドは唯一の肉親の死よりも、他人のキーアが大切なことが個人的には理解出来ない。
碧のEDが頂けない。最も大切な部分はロイドの語りでさらっと流されるのみ。

【総合感想】

上の評価詳細ですが、

・ストーリー 3/5
「空」シリーズに比べ世界が狭い。
それが悪いとは言わないけれど、伴い、解決する問題も個人事のみ。
主人公ロイドたちが公務員であること(それでも特務課という通常の警察官よりもは自由に動ける立場ではあるけれど)もあり、事件解決が出来ても犯人を成敗することは出来ず、また、特殊な位置づけにあるクロスベルの自治法が邪魔をして、裁く権限がない=何れ拘束は解かれることになる。
これがなんともモヤモヤ感を与えられ、また犯人たちはそれを熟知していてロイドたちを嘲笑する。小者にこれをやられるとムカツキ度が増します。
終わってみると、「零」は「空」に登場したレン救済物語で、「碧」は「零」から登場したキーア救済物語でしかない。
「軌跡」シリーズとしての本流物語だろう部分は、「碧」ゲーム内で解決はせず、最後にロイドの語りで終わる始末。
一番重要部分がこれではガッカリさせられる。
まぁロイドたちだけで解決できる事ではないので納得出来ないわけでもないけれど…………スッキリしない。

・グラフィックス 4/5
「空」から格段によくなっています。
が、エステルとヨシュアがまるで別人になってしまいました。それも悪い方向へ(個人感ですが)。
特にヨシュア。なんだか気持ち悪い子(見た目が)になってしまって残念……。この部分にマイナス入れています。

・音楽 3/5
特別印象に残っている曲がないので、まぁ「普通」なんだろうと。

・システム&動作 3/5
「碧」では改善されていましたが「零」での移動関係がけっこう面倒に感じました。

・総合 6/10
「軌跡」シリーズの大流を、特殊な地域であるクロスベルの公務員であるロイドたちの力でどうこう出来ないことは当然なので、そこは許容するとしても、ロイドたちが解決出来たことは個人事であり、大流をどうすることもできずに指をくわえて眺めていた……というわけでもなく、キーアを助けられればそれでいい、的な最終局面に達した時、本当にガッカリさせられました。
唯一の肉親だった兄の死因を知っても、キーアの事で頭がいっぱいなのか、信じていた相手に裏切られ殺されたにも関わらず(而もひとりはかなり親しい友人なのに)、さして怒りをみせない上、最後にさらりと流れた画像で、その相手と共に(キーアも一緒)逃亡している風なものがあり益々わけがわからなくなりました。
直接手を下したわけではないけれど、相手の方が良心の呵責に悩まされていたのに、ロイドは何も感じないのだろうか。赦せるのだろうか。ここが個人的には何より頂けない。
詰る描写があり、相手の懺悔を聞いた上でだったら未だしも、仲間と和気藹々する描写が多い割に実は情に薄いのか、出来る兄を本当は煙たがってたのか、とか、ロイドの人となりが信用できない。
グラフィックやシステム的な部分は「空」に比べて良くなっていますが、結局、「零」「碧」で大切なところは、西ゼムリア通商会議、クロスベル独立宣言、至宝の出現、なのかな……と。
ロイド主人公なのに、別段、ロイド中心に話が進む必要性はないんじゃないか、と思ったのだけれど、ロイドが存在しなかったらキーアは暴走しただろうから、世界がどうなったのか判りませんが、特務課があってロイドがいないとだめなのかな……。

私がプレイしたのはPSP版です。
VITA版になりフルボイス、というところに魅力は感じたんですが、物語が好みでは残念ながらなかったので(上からお判りでしょうが個人的にロイド嫌いです)購入していません。

私の中では、「空」と「閃」へ繋がる幕間の物語(一方、クロスベルでは……)という位置づけの作品です。

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