| ジャンル | ストーリーRPG FC：CERO A / SC,3rd：CERO B |
| メーカー | 日本ファルコム |
| 発売日 | FC Win：2004.06.24（初版） / 3rd PS3：2013.06.27 |
| 機種 | Playstation®Portable , Playstation®3 , Windows 8/7/Vista/XP 日本語版 |
| 声 | 戦闘時に一部あり *PS3版も同様 |
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【良かったところ】
「ストーリーRPG」とジャンルづけされているだけあり、物語性が強い。
【残念なところ】
声なし＝古い作品である事を実感。中途半端な戦闘ボイスは不要。
システムも今時は余り見ない不親切さ（PSP版FC *SCでは若干改善されている）。
フィールドおよびダンジョンの色合いと敵の色合いが類似していて目に優しくない（疲れる）。
エステルの喋り口調に拒否感（誰にも彼にも「あんですってー！？」はない）。
【総合感想】
「良いところ」が一つだけですが、十分ですよね。
私が所有しているのは初版のPC版と空シリーズ３本が一緒になったPSP版です。
コンプリートしたのはPSP版のFCとSCで、3rdははじめのところをプレイして積んでいます。
この後に続く「零」「碧」も既にプレイ済ですが、3rdはFD的なものに思えたものの、3rdの流れも「軌跡」シリーズに組み込まれている様です（ケビンとリースの物語は3rdで語られているので、二人が気になるならきちんと遊んだ方が良いでしょう）。・ストーリー ４／５
王道なRPG。初版発売当時に遊んでいたら絶賛したかもしれません。
正遊撃士になるため、地域ギルドの依頼をこなし、別地域へ移動する。
終盤までは一本道で、移動してしまうと今迄いたところへ舞い戻ることが出来なくなる。
「軌跡」シリーズはそれが仕様なのか、先にプレイし終えているシリーズ６作目の「閃」も同様でした。
主役はエステルなのだろうけれど、ヨシュアが負っているものや結社の動きの方が気になりました。
FC終盤はちゃんと遊んでいれば必ず泣かされると思います。
既に６作まで発売されている今だから、SCを直ぐに開始できますが、FC終了から２年待たされた当時はかなり悶々とされただろうなと思います。
SCはFC翌日から開始ですので本当の意味では続編というよりも後編でしょう。SCからはじめるのはやめた方が良いです。
3rdはケビン操作で開始し、暫くすると異空間のダンジョンへ閉じ込められ、そこからの脱出方法を探りながら進める方式。
同じ空間へSCとFCに登場したキャラが次々と召喚される。
私はここで挫折してしまいましたが、遊んだ人から聞いたところでは、前２作の補完物語だからFDとも言えなくもないとか。
「山猫カプアの宅配便」は公式サイトでちらっと見た記憶があります。あの三兄弟妹は応援したい。・グラフィックス ３／５
FCはフィールドやダンジョンは本当に見難いです。が、SCではかなり改善されている。
キャラはドット絵。
遊んでいる内に慣れましたけれど。・音楽 ４／５
実は「星の在処」以外記憶がない＝他はとりたててどうこう言えないものだった、かも知れないけれど、とにかく「星の在処」だけは良い。ヨシュアがハーモニカで吹いているのが特に印象が強い。この曲だけで４／５つけました。・システム ２／５
何もかもが今では古すぎ。扱いにくすぎます（特にFC）。
ボタンの操作も（メニューを出したりするとき）普通（他のゲーム）と違っていてオタオタしました。が、これはFCだけだったかな。
声がついていないために文字を読む必要がありますが、ボタンを送る時に音がするところが益々古さを感じさせる。・総評 ７／１０
「８」に出来なかったのは、やっぱり古い感じはあるので、です。
しかし「RPG」ではなく「ストーリーRPG」とジャンルづけしているだけあり物語は良い。
その他の部分が悪いというわけではありませんし、今でも問題なく遊べる内容です。が、１０年前の作品ですので、そこを踏まえた上で物語を楽しみたい方にオススメできる作品です。
あ、あと、所謂キャラ萌え要素もある、かも。
