私の中での評価は上記の通りです。
10段階の9にしている理由は、一番ナヨいモードでプレイしても、ミニゲームが簡単になるわけじゃないところ。
音楽、グラフィック、ストーリーは略満点です。が、私はオリジナル版をかなり遊んでいるので、初見プレイヤーとは感じる事が異なる可能性大です。
オリジナルのPS版は3周プレイしています。
エアリスの死がどこかで選択を誤ったせいと考え、二度そこまでやり直しをしました。
当時は漸くWindowsソシテムが浸透しはじめた頃で、日本でパソコンと言えばPC98シリーズが主流でした。
同じゲームをプレイしている人が傍に存在しなければ、攻略情報なんて殆ど入手不可な時代です。攻略情報誌よりも先に進んでいましたし。冬季オリンピックのフィギュアペアが日本時間の夜中にBSでは放送予定があり、それを待ちつつプレイして最初のエアリス死亡に辿り着いてしまい大泣きした事がいまだに忘れられません。その上、当時の日本のフィギュアスケートで活躍していたのはシングル女子の伊藤みどりさんくらいで、ペアには出場者が存在せず(私はペアとアイスダンスが楽しみだった)4時くらいから放送予定だったのに、日本人出場者がいるスキージャンプとかに変更されて放送されなかったというオチつきです。
三度目プレイで「必ず死ぬ」と教えてもらい、ようやく先へ進む事ができ、その後、色々やり残しもあって3周しました。
私にとって非常に思い入れの強い作品です。スーパーファミコンもプレステも、FFの発売に合わせて購入しています。PS2とPS3もですが。
生まれ変わった「FF7」は三部作で、今回はミッドガルを脱出するところで終わりますが、そこまでの物語はオリジナルより緻密に描かれていました。
冒頭、PS版同様に始まる上にボイスがあることに感動。
全てが同じように進むと思われたのに、爆発時から色々と補足されていて、異なる部分も多く、プレイ済みであっても新鮮に感じました。
さして会話することもなく序盤でフェードアウトしてしまったアバランチメンバーたちに、時間にしてみれば僅かだけど、次第に馴染んで行くクラウドが良い。ジェシーたち3人の描かれ方も良かった。
新たに追加された登場人物たちもそれぞれ濃い口でインパクト強すぎ。でもそこが面白くもありました。
ただ、通常の戦闘については一番ナヨいモードで何とかクリアして行けても、ミニゲームが難しすぎます。
PS4で1周プレイして、現在は steamで1周目クリア後の2周目中ですが、ダーツ以外のミニゲームはクリア出来ていません。
ジェシーとのバイクゲームで挫折したために、その他のミニゲームは全て最初のものしかやっていません。
気になった部分としては、時折キャラの視線があらぬ方向を見ていたり、顔面崩れて見える事があるところですね。
通常が整いすぎているから気にし出すと目につくようになってしまいます。
ティファが「どこ見て話してるの?」と思える事は多々あり、そこも気になりました。
好きな作品だからこそ、会話を飛ばす事はないですし、自然にあちらこちら見てしまいます。
あと自分ではおかしな操作したつもりはないのだけど、何かに挟まっているのか、何をしてもその場所から抜け出せなくなる事がありました。
主にミニゲームの難しさとそういった不具合っぽいところがあったので、システム面の評価は一段階下げています。
ミニゲームも選択しているプレイモードに合わせて難易度を是非下げてください。
本来、PS4版クリア時に感想を入れる予定でしたが、2周目に入ってすぐに他のゲームに現を抜かし、入れないままになってしまいましたが、面白くなかったからではありません。
プレイ日記も入れていなかったので、PS5は購入していないため、「リバーズ」発売直前にsteam版をプレイして改めて記しているような状況です。流石に「リバース」の為だけにPS5を購入する気にはなれないので(最終作はPS6とかになる可能性もありますし)steamでの発売を待っています。
エアリスが肉体的な死を遂げないと物語が進まない気がしますが、救済する事ができるのであれば、何とかしてほしい気持ちが大きいです。セフィロスの精神体が事実存在するのであれば、真実を知って、それを受け止めてほしいです。